
施工先住所 | 埼玉県さいたま市 S様邸 |
家族構成 | ご夫婦 |
構造 | 木造2階建て住宅 |
築年数 | 築25年 |
床面積 | 98m2(29.7坪) |
工期 | 1ヶ月 |
工事費用 | 510万円(耐震費用工事300万円含む) |
リフォーム箇所 | キッチン・浴室・トイレ・外壁・屋根 |

ご依頼の理由と工事内容
お施主様は、以前玄関ドアの塗装などで工事をさせていただいたのがきっかけで、今回で3回目の工事となります。
今回は、ユニットバス取替えの工事からお話が始まりましたが、ご主人が地震の多い昨今、建物の耐震性を心配されており、外壁塗装を行う時期であったため、外周部から補強可能な金物見直しと構造用合板を貼る補強工事をご提案させていただたきました。
また「重い屋根」とされる瓦屋根であったため、床面積あたりの必要耐力を2割から3割軽減できる「軽い屋根」のコロニアル葺きにする内容も合わせてご提案し、リフォーム致しました。
お施主様からは「家がきれいになり、地震にも安心できるようになりました。」とのお言葉をいただきました。
リフォーム前

リフォーム前の外観・浴室
耐震補強工事

耐震補強工事1
1階部分の補強箇所は、1階土台から桁まで外壁モルタル部分を撤去し、筋交い・金物の有無などを確認。室内に影響のないよう、大工さんが1つ1つ丁寧に行っていきます。

耐震補強工事2
外壁撤去後、筋交いが入っていない箇所については、新規に筋交いを入れ、筋交いが入っていた箇所は、金物にて補強を致しました。

耐震補強工事3
その上から構造用合板特類(耐候性)をはり、耐力壁としました。構造用合板をはることは、耐震補強工事でとても有効とされ、土台や柱・筋交いなどの老朽化による弱さを補い、建物を固めることができます。また、建物に対し平均的に行うことで一部に負担がかかる工事を行うにあたり、現場調査をし、非破壊調査で行う「一般診断法」にて耐震診断を行いました。
耐震補強工事施工結果報告書

耐震補強工事施工結果報告書1
工事終了後、補強後の筋交いの位置、またどのような金物にて補強を行ったかが分かる軸組み図をご提出致しました。

耐震補強工事施工結果報告書2
工事前・解体後・補強後の写真を工事箇所全てにおいて記録写真を残し、竣工後お渡し致しました。工事が終了してしまうと見えなくなってしまう部分ですが、安心してお住まいただけるようご提出させていただいております。
